TO PLAY AND TO FIGHT / TOCAR Y LUCHAR [クラシック]


Gustavo Dudamel / SBYOV Shostakovich Symphony 10 II. Allegro


わ~~お[exclamation×2]すっごい演奏[exclamation×2][ぴかぴか(新しい)]

このオーケストラを生み出した南米ベネズエラ。
この国を挙げての画期的な音楽教育プログラムを紹介したドキュメンタリードキュメンタリーがここで見れるって知って、今日はそればっか観てました(^^)
ひとつひとつの言葉、音楽が、全部心に響いてきます[ぴかぴか(新しい)]音楽の力、それから人間の愛こそが引き起こした素晴らしい現象を、是非目の当たりにしてみてください!!!
 ↓↓↓


Part6まであるのでこちらからご覧下さい!(4が削除されてるのが残念[たらーっ(汗)]




以下、2008年来日の際に書かれた紹介記事より☆

ベネズエラについて、あなたが知っていることはなんだろう? ラミレスやカブレラたちスポーツ選手? 豊富な石油資源? その動向に世界が注目せざるを得ないウーゴ・チャベス大統領? もしあなたがこれらのことを知らなくても、ぜひ今日からは“彼ら”のことを知ってほしい。その「彼ら」とは、そう、グスターボ・ドゥダメルと彼が率いるシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラだ。

 社会的に恵まれない環境の子供たちが、何かに出会って成長していく――。そんな夢物語、バスケやサッカーだけの話だと思っていた。「サー・サイモン・ラトルが“音楽の未来はここにある”と言い、共演したプラシド・ドミンゴが感動のあまり涙した」、演奏より先にそんなエピソードを知り、懐疑的な先入観を抱いてしまっていた。ドゥダメルにしてもそうだ。アバドが、バレンボイムが絶賛するとは言えまだ若手だろう? 2004年に第一回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝してもなお、そんな思いをいくらか感じていた。

 だがしかし、である。2006年からリリースがはじまった彼らの録音を聴いて、これほど率直に新鮮にクラシックを演奏する彼らの可能性を信じてみたくなった。各地にポストを得てこれからますます活躍していくのだろう、ドゥダメルの自在なオーケストラ・ドライヴに身を任せてみたくなった。一言で言おう、世界中を魅了する彼らの音楽に触れてみたい、そう思うようになったのだ。

 確かに、録音で聴く演奏はまだ荒っぽさもある、いくら腕利きとはいっても若者たちの演奏なのだ。それでも、だがしかし、なのだ。これまで自分たちの生活を、そしてベネズエラの社会を変えてきた彼らの可能性が、コンサートを聴く私たちの世界さえも変えてくれるかもしれない。彼らの見せてくれた可能性に、止めようもなくそんな夢を見てしまうのだ。



[ひらめき]シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ

人口2600万人のベネズエラには、全国30カ所に、約130のユース・オーケストラ、約60の子供オーケストラがあり、25万人の子どもたちが、国家的プロジェクトである、クラシック音楽のトレーニング・システム「エル・システマ」に参加している。

これは、ベネズエラ元文化大臣のホセ・アントニオ・アブレウ博士が提唱した、クラシック音楽を演奏させることによって、貧しい子供たちを善良な市民に育成し、麻薬や犯罪から守り、社会の発展に寄与させることができるというプロジェクトを「ベネズエラ青少年・児童オーケストラ全国制度財団」が推進。そのオーケストラの頂点がシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラなのである。

シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラは、1975年に設立され、ベネズエラの首都カラカスを拠点に活動。すでにザルツブルクやルツェルンなど欧米の著名な音楽祭にも出演しており、聴衆から圧倒的な賛辞を送られている。また、世界的な指揮者のアバドやラトル、ベルリン・フィルの団員たちが彼らの演奏に魅了され、定期的にベネズエラを訪れ、指揮や演奏指導を行なっている。

犯罪が多発するこの国で「音楽は社会を変える力となる」という信念のもと、多くの子供たちを犯罪から守り、貧困層の子供たちに夢を与える存在となっている。



[ひらめき]指揮者 グスターボ・デュダメル

1981年、ベネスエラのバルキシメント生まれ。
グスターボ・ドゥダメルは、2004年の第1回グスタフ・マーラー指揮者コンクールに優勝し、弱冠25歳で世界の檜舞台に躍り出た俊英。

以降、フィルハーモニア管、マーラー・チェンバー・オケ、イスラエル・フィル、エーテボリ響、ローマ・サンタ・チェチーリア管、ヴェルビエ・フェスティバル管、カメラータ・ザルツブルク、ロイヤル・ストックホルム・フィル、フランス放送管、ロサンゼルス・フィル、バーミンガム市響、ドレスデン国立管、ロイヤル・リヴァプール・フィル、フランクフルト放送響、スカラ・フィル、ケルン・ギュルツェニヒ管、ボストン響、ベルリン国立歌劇場、スカラ座を指揮。

2007年は、ロス・フィル、ナショナル・アーツ・センター管(カナダ)、バーミンガム市響、フィルハーモニア管、バンベルク響、チェコ・フィル、シカゴ響、イスラエル・フィル、エーテボリ響、ロッテルダム・フィル、ウィーン響、ウィーン・フィル、ベルリン国立歌劇場、フランス放送フィル、ゲヴァントハウス管、ニューヨーク・フィル、他と共演。

2007/8年シーズンからエーテボリ交響楽団の首席指揮者に就任、また、2009/10年シーズンからサロネンの後任としてロサンゼルス・フィルの音楽監督就任も決定している。
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