『音の華』~白い風景 [クラシック]
吉松隆「白い風景」
白い風景…
今年、雪降るかなぁ。
雪がしんしんと降るのを、ぼーーっと見るのが好き。
静かに積もる、雪の音を聞くのが好き。
この曲を聴いていると、ちょっとそんな時間を思い出したりします(^^)
春からずっと企画会議を重ねて準備してきたコンサート。
そのコンサートでこの曲を演奏できるんだぁ
とっても楽しみです!!
なんと、憧れの曲、ラヴェル「序奏とアレグロ」も演奏しちゃいます
ロミオとジュリエットなどの映画音楽で有名なニーノ・ロータの五重奏や、テルミンのアンサンブルもあります。
管楽器奏者は、私と同じく名古屋ウィンドシンフォニーの団員
そしてステキな弦楽器、ハープ、ピアノ、テルミン奏者の方々と大好きな作品を共演できるのが、本当に楽しみです!!
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「音の華」
【と き】
平成22年1月24日(日曜日) 15:30開場 16:00開演
【ところ】
長久手町文化の家 風のホール
【プロデュース】
市橋あゆみ(作曲/愛知県立芸術大学出身/文化の家創造スタッフ)
日置智美(フルート/名古屋芸術大学出身/文化の家創造スタッフ)
【曲 目】
吉松隆(1953-):白い風景 ※愛知県初演
〔独奏チェロ、フルート、ハープ、弦楽四重奏〕
マルティヌー(1890-1959):ファンタジー ※日本初演
〔オーボエ、テルミン、ピアノ、弦楽四重奏〕
市橋あゆみ(1979-):委嘱作品
〔フルート、チェロ、ピアノ、オンド・マルトノ〕
ロータ(1911-1979):五重奏曲
〔フルート、オーボエ、ヴィオラ、チェロ、ハープ〕
ラヴェル(1875-1937):序奏とアレグロ
〔フルート、クラリネット、ハープ、弦楽四重奏〕
【参加アーティスト】
ピアノ:市橋あゆみ
フルート:日置智美
オーボエ:石田正
クラリネット:岡林和歌
ハープ:神谷知佐子
第1ヴァイオリン:吉岡秀和
第2ヴァイオリン:鈴木崇洋
ヴィオラ:百武由紀
チェロ:真城研一
チェロ:山際奈津香
テルミン:坪内浩文
【チケット発売日】
発売中
【料 金】
【前売】一般2,500円、学生1,500円
【当日】一般3,000円、学生2,000円
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古典だけが名曲じゃない
難しいだけがゲンダイオンガクじゃない
作品に魅かれて集結した粋な実力派アーティストたちがくりひろげる
音彩(ねいろ)満開のファンタジー
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このコンサートは、長久手町文化の家の専属アーティスト「創造スタッフ」の企画によるものです。
編成の特殊性や物理的な条件などからなかなか上演されることが少ない、しかし名曲と呼ばれるにふさわしい内容を持った作品で構成されています。プログラムは、近現代の作品が中心で、すべての作品は色彩豊かな作品が選曲されており、古典=名曲、現代音楽=難解・実験的なもの、という先入観にとらわれることなく、多くの方々に親しんでいただける内容となっています。参加アーティストは、これらの作品やコンセプトに共感し、気概を持って集まった地元の実力派たちです。
全自由席
未就学児の入場はご遠慮下さい。
前売完売の場合、当日券は発売されません。
【主 催】
長久手町教育委員会
【チケットの取扱い】
長久手町文化の家 電話:0561-61-2888(チケット専用)
Nピア(アピタ長久手店2階) 電話:0561-63-9200(窓口販売のみ)
チケットぴあ (Pコード 338-210) 電話:0570-02-9999
チケットぴあのお店 10:00~20:00
ファミリーマート、サークルKサンクス 10:00~23:30
Chopin♪ [クラシック]
Chopin-Piano Concerto no. 1 in E minor, Op. 11, Mov. 2
お久しぶりです!!
なんと一ヶ月ぶり…なんだかすっごく忙しくて(^^;
芸術の秋ですものねぇ
でも、元気に、幸せな毎日を送ってますよん
毎週の本番に向けて音符に追われる日々は大変だけれど、それだけたくさんの音楽との出会いがあり、信頼する仲間やお客様と音楽を共有することができるので、本当に幸せを感じる今日この頃です
そうそう、土曜は宗次ランチタイムコンサート、今日はミッドランドスクエアアトリウムコンサートでした
お客様に「ブログ見てますよ~。でも更新してないですね~」と帰り際に声をかけていただいて、本当に嬉しかったのですが…ちょっと反省して今日はブログを書いています(^^)
ミッドランドのコンサート模様は、もうちょっとしたらコチラにアップしてくださる予定♪
http://ameblo.jp/midlandsquare-concert/
ご来場いただいたお客様方、たくさんの拍手を本当にありがとうございました!!
またこれからも演奏の予定がいっぱい♪
ひとつひとつの音に心をこめて、練習がんばります!!!
ところでインフルエンザ、大丈夫ですか?
こないだ四日市にセントラルA知のお仕事で行ったときのこと。
緊張しつつステージに出て客席の方を見たら、客席ほぼ全員マスク着用
いやぁ、びっくりしました。 客席真っ白なんだもん(笑)
でも、それくらい気をつけないと、本当にキツイみたいですね、新型インフルエンザ。。
健康でないと楽しめるものも楽しめなくなってしまいますから…気をつけましょうっ
さて、今日貼り付けたyou tubeは、ショパンのピアノ協奏曲第1番より、第2楽章
すっごく優しい気持ちに包まれる楽章だと思いません?
私はこの曲が大好きなんです
この曲を11/1アルマ室内管弦楽団のお仕事で演奏することになりましたわーい
あんまり吹くところがないんだけど、とても楽しみです!! 予習予習♪
わたしが出演するコンサート
11/1 アルマ室内管弦楽団@
11/6 ウルフ=ディータ・シャーフ フルートコンサート「再会」
12/5 創造スタッフ クリスマスコンサート「こびとのくつや」
1/9 テルミン&オンド・マルトノの世界
1/24 創造スタッフ・プロデュース・コンサート「音の華」
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2月も、3月も、とっても楽しみなコンサートが待っています♪
また詳細が決まったら、お知らせさせてくださいませ(^▽^)
Brahms Piano Concerto No.2, Op.83 - 3. Andante [クラシック]
Brahms Piano Concerto No.2, Op.83 - 3. Andante
(つづきhttp://www.youtube.com/watch?v=nuRPw5sdKDs)
お久しぶりです
たくさん書きたいことがあったような気がするけどあっという間に9月ももう半ば
まずは、先日観た「クララ・シューマン 愛の協奏曲」という映画について書きたいと思います
http://clara-movie.com/pc/
名ピアニスト、作曲家、大作曲家ロベルト・シューマンの妻として有名なクララ・シューマン。
ヨーロッパ中で天才少女ピアニストとして輝かしい成功を収めた少女時代。
周りに大反対され、裁判沙汰になっても果たしたロベルト・シューマンとの結婚。
結婚生活では、ロベルトが作曲中は邪魔になるため十分にピアノを練習することができず、また家事や8人の子供の出産や育児に追われる日々。それにも関わらずたゆまぬ努力で演奏活動やライプツィヒでの教鞭に励んだクララ。
彼女は、1856年、ロベルトが精神病院で亡くなってからも、未亡人となってからも幼い子を育てるために精力的に演奏を行ないました。
この映画は若きブラームスがシューマン夫妻の目の前に現れるところから始まり、ロベルトが精神を病み亡くなる頃までを描いていました。
でも史実に基づくものではないし、彼女の人生のほんの一部を妄想から作り上げたって感じがして、なんだかちょっと残念だったしかしながら、精神を病んでしまったロベルトとの壮絶な生活模様や、ブラームスとシューマン夫妻の音楽家同士の絆を映画の中で彼らの音楽を聴きながら感じることができたのは、とても興味深かったです(^^)
ブラームスの音楽が大好きな私は、映画を観終えた後、このピアノ協奏曲の第3楽章がずっとずっと頭から離れませんでした。劇中では使用されていない、もっと後のブラームスの作品なんですけどね。
私は映画を観るより何より、彼らの音楽に身を委ねてる方がずっと彼らに近付けるって思う
それがイイ演奏だと尚更
このポリーニさんの動画、ステキですどことなく若きブラームスの肖像画に似てる気もするし…
なんでこんなにあったかい気持ちになるんでしょう
やっぱりブラームス大好きです
キッチンピアノ♪ [クラシック]
Mitsuko Uchida - Mozart Fantasy in D minor kv 397
今日はミッドランドの初リハーサルをハープの神谷さんと楽しく終え、その足で熱田文化小劇場特別企画の「1839年製(復元)ピアノと現代ピアノの聴き比べコンサート」に行ってきました!
詳しくはコチラ。
http://steinwayno1.blog.so-net.ne.jp/
この貴重なピアノの音をホールで聴けて、なんだかすごく感動っ
このピアノについて、少し転記させていただきますね!
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スタインウェイピアノ製造番号No.1、通称「キッチンピアノ」。
スタインウェイ&サンズの創立者スタインヴェクは、ニューヨークにおける創立の17 年前、1836 年にドイツのゼーゼンにある自宅キッチンで一台のグランドピアノをつくり上げました。
“No.1”ピアノあるいは“キッチンピアノ”と呼ばれるスタインウェイの伝説的ピアノです。
全長212センチ、細部への緻密な考察、卓越した寸法精度、入念な木工技術が際立っています。“No.1”ピアノはピアノフォルテの音の可能性を拡げ、それまでにない演奏表現を可能にしました。
スタインヴェクは、アメリカに渡って1853年にスタインウェイ&サンズを設立するまでに、ドイツで482台のピアノをつくりました。スタインウェイのピアノにはすべて当初から続く製造番号が付されていますが、製造番号No.1は、会社設立時の483台目のピアノではなく、このキッチンピアノに付されています。
スタインウェイの歴史はここから始まっているからです。
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現代のピアノとこのキッチンピアノのレプリカを演奏してくれたのは、あつたモーニングコンサートなどでご一緒したピアニストの山内さん♪
モーツァルト:
トルコ行進曲
幻想曲ニ短調 K.397
ショパン:
ワルツ第1番 華麗なる大円舞曲
第6番 小犬のワルツ
ドビュッシー:
前奏曲集より 亜麻色の髪の乙女・花火
バッハ:
トッカータハ短調 BWV.911
キッチンピアノの音色は、やはり現代のピアノとは全然違っていました!
大きなオルゴールのような、かわいらしく、あかるい、懐かしい感じのする音。
彼女がキッチンピアノで弾いてくれた曲の中で特に感動したのは、最初に動画を貼ったモーツァルトの幻想曲
ポンと音をだすと現代のピアノに比べるとオモチャのような音に聞こえるのだけど、山内さんが奏でるモーツァルトの音楽が、このピアノの音色を変えてしまった素朴な音色が音楽をまっすぐに心に届けてくれました
楽器の歴史は、その時代の人々の歴史。
音楽を愛した人たちの歴史。
そんなことを考えると、余計に胸がじーんとするのでした
ところで
今年2009年はピアノ生誕300周年なんですよ!!
http://www.yamaha.co.jp/edu/instruments/piano/origin/index.html
↑ここで勉強できます♪
現在のピアノの原型をつくったのは、イタリアのクリストフォリさん<1655~1731>。
チェンバロの音が強弱の変化に乏しいことを不満に思い、爪で弦をはじいて鳴らす代わりに、ハンマー仕掛けで弦を打って鳴らすという現在のピアノ・メカニズムを発明したのが、1709年、つまり300年前のこと。
今日聴いた音色は、まさにピアノの技術革新の時代に生きたショパンのころのピアノの音色。…ショパンに今のピアノの音色を聴かせてあげたいなぁ
なんだかいろんな時代のいろんな楽器の音色を聴いてみたくなりました
とてもステキな企画のコンサートでした!そしてステキな演奏&解説をありがとう、山内さん
フルートでも、こういう企画のコンサートできたらすごく楽しそうだなぁぁ
Bizet - L'Arlesienne [クラシック]
Bizet - L'Arlesienne Suite No.1 IV. Carillon
ビゼー作曲「アルルの女」組曲第一番より「鐘」
土曜日の仲田守氏×名古屋ウィンドシンフォニーによる吹奏楽クリニック&ミニコンサート、終了しました
中高生のキラキラした瞳、うまくなりたいという意気込みは私を初心に返らせてくれました(^^)
みんな、吹奏楽コンクール、がんばってー演奏、楽しんでねっ
初心に返った私。
ミニコンサートでは、私が10歳の時に母にフルートを買ってもらった時に一緒に買ってくれた「フルート オーケストラ名旋律集」にたくさん楽譜が掲載されていた、「アルルの女」組曲を演奏することができました
当時ちびtomomiffyは、家にあったこの曲のカセットテープをよく聴いていました
聴くだけでは物足りず、何度も失敗しながら2ndフルートをメトロノームかけながら録音し、それに合わせて1stフルートを吹いて遊んでいた10代の頃の私。
組曲の中の特にお気に入りだったのはこの動画の「鐘」
1:23からのフルート2本のメロディーがすごくきれいなの
15人編成のミニコンサートだったけど、この大好きな曲を演奏できて本当に嬉かったです
そして、これも超お気に入りでした!
↓「ファランドール」
http://www.youtube.com/watch?v=nNIIgaBd3RE
ピッコロで演奏できて、超楽しくなっちゃった
この日は朝9時から17時までほぼステージにいる状態だったので、帰ってから死んだように寝ました(-ω-)
充実した、幸せな一日でした
さて、次の本番は、8/1「日本フルートフェスティバルin名古屋」!
ウィリアムテル序曲や、フルート協奏曲で有名な作曲家ジョン・カーマイケル氏委嘱作品や、ジブリメドレーⅡを演奏します。
またまた私ピッコロ担当なので、予習にジブリ作品を検索
崖の上のポニョ trailer
ハウルの動く城 trailer ~世界の約束
千と千尋の神隠し trailer
ゲド戦記 Trailer
パンダコパンダ
か…かわいい
パンダコパンダ知らなかったよ~
Mel Bonis [クラシック]
Mélanie Bonis: Prelude op.10
10/17(土)にSerenaで、またまた宗次ランチタイムコンサートに出演することになりました 企画から私達で作り上げるコンサートができるのが本当に嬉しく、本当に本当に楽しみです
さて、ということでまた選曲に悩んでいるところです
今までにこのSerenaで演奏した曲はどの曲も大好き♪
グーセンス、ゴーベール、イベール、ドップラー…などなど。
でも、実はあまりフルート・ヴァイオリン・ピアノのために作られた曲というのはたくさんなくて、私もあまりたくさんは知らなくて。
そこで、ムラマツフルートのサイトからこの編成で新しい曲を見つけようと思い検索していたら、私の大好きな時代、後期ロマン派あたりのフランスの作曲家、ボニスさんをみつけました
更に調べるとタティアナ・ルーラントさんがボニス作品のCDを出していたので、早速購入してきいてみたら…すごくいい感じでした
ココに動画を貼り付けた13歳のデボラちゃんが弾いているピアノ曲はボニスの作品。
すっっごくキレイ
関連動画の中に、私が宗次で演奏したいなぁと思っているトリオも入っていますよん。
楽譜が火曜には名古屋に届きます。
あぁ…早く楽譜を吹きたい ホント、とってもいい曲なんですよ
とても好きになってしまったので、メル=ボニスについてどんな作曲家だったのか、wikipediaで調べてみました!!
フランクに認められ、サン=サーンスを感動させた作品を生み出した彼女。
でもそんな彼女の人生は、才能とは裏腹に苦悩の連続だったみたいです。40代以降の彼女の音楽を聴いていると、ちょっと泣けてきます…。
彼女はフルート作品をたくさんのこしてくれていて、タティアナさんのCDで聴くことができますフルートソナタもあるらしいので、楽譜みてみよう!どんな曲なのかしら
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メラニー・ボニス(Mélanie Bonis 1858-1937)は、フランスの女性作曲家。
メル=ボニス(Mel-Bonis)名義で盛んな創作・出版活動を繰り広げるが、近年まで作曲家として忘れられていた。
鍵盤楽曲と室内楽曲を中心に再評価が進み、声楽曲(宗教音楽)も再発掘されるようになった。美しく印象的な旋律が特徴的な、調的な作風を採っている。
生涯
パリの小ブルジョワジーの家庭に生まれる。両親は我が子の楽才にほとんど無理解で、娘のパリ音楽院への入学がセザール・フランクのとりなしで実現したときも、嫌々ながらの態度をとった。
1876年~1881年(18~23歳)、エルネスト・ギローにも師事して優秀な成績を収め、数々の賞を受けた。同窓生にピエルネやドビュッシーがいる。同窓のアメデ・エティックと結婚しようとするも両親に阻まれ、卒業を目前に実家に引き戻される。
1883年(25歳)に両親によって、22歳も年上のやもめの実業家、アルベール・ドマンジュと結婚させられる。サルセルでの結婚生活では、ドマンジュの5人の子供と暮らすことになった。
1898年(40歳)までに3人の子供を出産。
1899年(41歳)には4人目を産むが、この子はパリの楽壇の中心で重要な役割を果たしていたエティックと、よりを戻してからの隠し子で、ボニスはひどく罪悪感に苛まれた。
1900年(42歳)ごろから、家庭の束縛から自由になり、段々と作曲に向かうようになる(但しエティックに諭されてしたことではない)。
第1次世界大戦の勃発までに、重要な作品が成立を見た。この時期ボニスは数々の作曲活動に乗り出している。作曲家協会に加入し、その書記長を務めた。
生涯最後の15年は、芸術家として募る孤独と病気に脅かされながらも、いっそう作曲に励んだ。
Die Moldau [クラシック]
Die Moldau
スメタナ/交響詩『わが祖国』より「モルダウ(ヴァルタバ)」
またまたお久しぶりです~数日前、うちのお向かいさんの桜が咲き始めましたもう春ですね~
このところ、私は2月末のレコーディングから、3月のJWECC等、本当に音符に追われる日々でした(^^;
特にJWECCでは東京佼成ウィンドの素晴らしいプレイヤーの方々との共演もあり、すっごくかっこいくて難しい曲が目白押しで…必死にさらいました!! いやぁあんなかっこいい曲があるなんて☆吹奏楽やっててよかったなぁと心から思った本番でした
それからサロンコンサート、講座発表会、そして金曜に開催された「ミッドランドスクエア音楽祭」♪
上階から撮った会場の様子なんですが、本当に大盛況で、嬉しくなっちゃいました☆
やっぱりお客様を前に自分達の大好きな音楽を演奏できることは本当にありがたいです
演奏する度に、新たな発見や感動が生まれ、そして反省点も改善点も見えてきます
今年度は、様々な状況でたくさん演奏する機会に恵まれ、本当に幸せでした
来年度は更にいい演奏が出来るよう、がんばるぞー
来年度最初のコンサートは、私の所属する「名古屋ウィンドシンフォニー」の定期演奏会です!!
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「名古屋ウィンドシンフォニー第9回定期演奏会」
日時 2009年4月19日(日)
13:30開演(12:30開場)
場所 愛知県芸術劇場コンサートホール
出演 名古屋ウィンドシンフォニー
指揮:仲田 守
料金 前売:一般¥2,500円 学生¥1,500円
当日:一般¥3,000円 学生¥2,000円
演奏予定曲目 A.ポンキエッリ:シンフォニア 変ロ短調
江原大介:新作(タイトル未定)
S.ブライアント:Axis Mundhi(委嘱新作<世界初演シリーズⅡ>)
P.グレンジャー:ローマの権力とキリスト教徒の精神
O.レスピーギ(仲田守編曲):ローマの祭
※当日13時より、プレコンサートとして、2009年度全日本吹奏楽コンクール課題曲を演奏いたします。
吹奏楽を知り尽くしたマエストロ仲田氏によるワンポイントアドバイスもあるかも?!お楽しみに♪
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最後にサロン、ミッドランドで演奏したモルダウについてちょこっと解説♪
この曲は2本のフルートとハープから始まりますよね!私は小学校の頃「オーケストラ名旋律集」みたいな楽譜を買ってもらって、一人で練習していました(笑)大大大好きな曲なんです
スメタナ/交響詩『わが祖国』より「モルダウ(ヴァルタバ)」
ベドルジハ・スメタナの代表的な作品で、1874年から1879年にかけて作曲された6つの交響詩から成る連作交響詩。この曲は、毎年行なわれるプラハの春音楽祭のオープニング曲として演奏されることが恒例になっている。
チェコ国民音楽として記念碑的な作品を交響詩の連作の形で創作しようとスメタナが考え、「ヴィシェフラド」、「ヴルタヴァ」、「シャルカ」、「ボヘミアの森と草原から」、「ターボル」、「ブラニーク」の6曲が作曲された。
これと前後してスメタナは聴覚を失っているが、作曲活動は続けられ、最後の第6曲「ブラニーク」は1879年に完成した。
当時の聴衆にとって「交響詩」がなじみの薄いジャンルであったことに配慮して、スメタナは自ら解説を書いて楽曲の意図が理解されるよう努めた。さらに楽譜にも、標題のページだけでなく楽曲の各箇所に注釈が記されている。
第2曲:ヴルタヴァ(Vltava)
1874年に作曲された。『モルダウ』(Moldau, ドイツ語名)の名で知られる。
一連の交響詩群の中で最も知られた作品であり、単独で演奏されたり録音されることも多い。ヴルタヴァ川(モルダウ川)の、源流近くからプラハを流れ、エルベ川へ合流するまでの様子が描かれている。楽曲の最終部分には、第1曲「ヴィシェフラド」の一節も組み込まれている。スメタナの故郷を思う気持ちが現れている。最初の主題は歌曲や合唱曲に編曲されて歌われている。
Kinderszenen [クラシック]
Schumann Kinderszenen
今日はなんだかシューマンが聴きたい♪
ホロビッツさん演奏による「子供の情景」より
お久しぶりです~
先週、熱田文化小劇場にて、八木澤教司さん作品集CD、名古屋ウィンドシンフォニー演奏によるレコーディングが終わりました
3日間で10曲を、連日9時~21時で、初練習からレコーディングまでのタイトスケジュール
私は今回ピッコロ担当ということで、かなりシビアになっていました(^^;
大好きな楽器なのですが、目立つ上に音程をとるのが難しいこの楽器。。。緊張感、集中力を一切途切れさせないよう、私は空き時間になると楽屋でひたすらチョコレートを食べ、ひたすらチューナーで音程チェックをしていました(笑)
なんせ半年振りのピッコロ。しかも音が記録に残る。…そりゃチョコ食べないと!!!
レコーディングの様子は八木澤さんHPhttp://www.sounds-eightree.com/pc_index.phpから「やぎりん日記」を見てみてください♪
作曲家自らの言葉を聞いて作品を演奏できるのって、幸せなこと
この3日間は、大変だったけど音楽だけに集中できた本当に幸せな3日間だったなぁと思います
吹奏楽、やっててよかったそして八木澤さんありがとう
八木澤作品は、吹奏楽を愛する人は是非聴いて、どんどん演奏してほしいなぁと思います
演奏できて本当に楽しかったから
CD、どんな風に出来上がってくるか、ドキドキです
これからは、
3/13 名古屋ウィンドシンフォニー☆ JWECC
3/14 Serena ☆ Sakura Cafe
3/15 私が講師を勤めるフルート講座講座生による発表会
3/20 Serena ☆ ミッドランド音楽祭
…連日だけどがんばらなきゃ
TO PLAY AND TO FIGHT / TOCAR Y LUCHAR [クラシック]
Gustavo Dudamel / SBYOV Shostakovich Symphony 10 II. Allegro
わ~~おすっごい演奏
このオーケストラを生み出した南米ベネズエラ。
この国を挙げての画期的な音楽教育プログラムを紹介したドキュメンタリードキュメンタリーがここで見れるって知って、今日はそればっか観てました(^^)
ひとつひとつの言葉、音楽が、全部心に響いてきます音楽の力、それから人間の愛こそが引き起こした素晴らしい現象を、是非目の当たりにしてみてください!!!
↓↓↓
Part6まであるのでこちらからご覧下さい!(4が削除されてるのが残念)
以下、2008年来日の際に書かれた紹介記事より☆
ベネズエラについて、あなたが知っていることはなんだろう? ラミレスやカブレラたちスポーツ選手? 豊富な石油資源? その動向に世界が注目せざるを得ないウーゴ・チャベス大統領? もしあなたがこれらのことを知らなくても、ぜひ今日からは“彼ら”のことを知ってほしい。その「彼ら」とは、そう、グスターボ・ドゥダメルと彼が率いるシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラだ。
社会的に恵まれない環境の子供たちが、何かに出会って成長していく――。そんな夢物語、バスケやサッカーだけの話だと思っていた。「サー・サイモン・ラトルが“音楽の未来はここにある”と言い、共演したプラシド・ドミンゴが感動のあまり涙した」、演奏より先にそんなエピソードを知り、懐疑的な先入観を抱いてしまっていた。ドゥダメルにしてもそうだ。アバドが、バレンボイムが絶賛するとは言えまだ若手だろう? 2004年に第一回グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝してもなお、そんな思いをいくらか感じていた。
だがしかし、である。2006年からリリースがはじまった彼らの録音を聴いて、これほど率直に新鮮にクラシックを演奏する彼らの可能性を信じてみたくなった。各地にポストを得てこれからますます活躍していくのだろう、ドゥダメルの自在なオーケストラ・ドライヴに身を任せてみたくなった。一言で言おう、世界中を魅了する彼らの音楽に触れてみたい、そう思うようになったのだ。
確かに、録音で聴く演奏はまだ荒っぽさもある、いくら腕利きとはいっても若者たちの演奏なのだ。それでも、だがしかし、なのだ。これまで自分たちの生活を、そしてベネズエラの社会を変えてきた彼らの可能性が、コンサートを聴く私たちの世界さえも変えてくれるかもしれない。彼らの見せてくれた可能性に、止めようもなくそんな夢を見てしまうのだ。
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラ
人口2600万人のベネズエラには、全国30カ所に、約130のユース・オーケストラ、約60の子供オーケストラがあり、25万人の子どもたちが、国家的プロジェクトである、クラシック音楽のトレーニング・システム「エル・システマ」に参加している。
これは、ベネズエラ元文化大臣のホセ・アントニオ・アブレウ博士が提唱した、クラシック音楽を演奏させることによって、貧しい子供たちを善良な市民に育成し、麻薬や犯罪から守り、社会の発展に寄与させることができるというプロジェクトを「ベネズエラ青少年・児童オーケストラ全国制度財団」が推進。そのオーケストラの頂点がシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラなのである。
シモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラは、1975年に設立され、ベネズエラの首都カラカスを拠点に活動。すでにザルツブルクやルツェルンなど欧米の著名な音楽祭にも出演しており、聴衆から圧倒的な賛辞を送られている。また、世界的な指揮者のアバドやラトル、ベルリン・フィルの団員たちが彼らの演奏に魅了され、定期的にベネズエラを訪れ、指揮や演奏指導を行なっている。
犯罪が多発するこの国で「音楽は社会を変える力となる」という信念のもと、多くの子供たちを犯罪から守り、貧困層の子供たちに夢を与える存在となっている。
指揮者 グスターボ・デュダメル
1981年、ベネスエラのバルキシメント生まれ。
グスターボ・ドゥダメルは、2004年の第1回グスタフ・マーラー指揮者コンクールに優勝し、弱冠25歳で世界の檜舞台に躍り出た俊英。
以降、フィルハーモニア管、マーラー・チェンバー・オケ、イスラエル・フィル、エーテボリ響、ローマ・サンタ・チェチーリア管、ヴェルビエ・フェスティバル管、カメラータ・ザルツブルク、ロイヤル・ストックホルム・フィル、フランス放送管、ロサンゼルス・フィル、バーミンガム市響、ドレスデン国立管、ロイヤル・リヴァプール・フィル、フランクフルト放送響、スカラ・フィル、ケルン・ギュルツェニヒ管、ボストン響、ベルリン国立歌劇場、スカラ座を指揮。
2007年は、ロス・フィル、ナショナル・アーツ・センター管(カナダ)、バーミンガム市響、フィルハーモニア管、バンベルク響、チェコ・フィル、シカゴ響、イスラエル・フィル、エーテボリ響、ロッテルダム・フィル、ウィーン響、ウィーン・フィル、ベルリン国立歌劇場、フランス放送フィル、ゲヴァントハウス管、ニューヨーク・フィル、他と共演。
2007/8年シーズンからエーテボリ交響楽団の首席指揮者に就任、また、2009/10年シーズンからサロネンの後任としてロサンゼルス・フィルの音楽監督就任も決定している。
Brahms Clarinet quintet [クラシック]
Thomas Friedli - Brahms Clarinet quintet 2nd mov.
昨日はしらかわホールにポール・メイエさんのクラリネットリサイタルに行ってきました
ピアニストは世界的フルーティスト、パユさんとも何度も来日してるエリック・ル・サージュさん
メンデルスゾーン、マルティヌー、ウェーバー、ベルク、ブラームス、プーランク…ほんとに全部すばらしかった!!!!
中でも大好きなブラームスの音楽に包まれてる時は、本当に幸せでした (^^)
いつまでも聴いていたかった…なんでこんなに好きなんだろう…。
今回メイエさんが演奏したのはブラームスのクラリネットソナタ第1番。
全楽章本当に大好きなんですが、特に第2楽章はうるうるものでした…
ここでもご紹介したかったけどあんまりいいyou tubeなくて。(失礼)
やっぱりメイエさんの演奏よかったなぁメイエ&サージュさんのブラームスクラリネットソナタ集CD、発売されているので是非聴いてみてください♪
ソナタyou tubeの代わりに、ブラームスの「クラリネット五重奏」から第2楽章を貼り付けます。この曲も大好き♪
(第1楽章はこちら→http://www.youtube.com/watch?v=xCwj_nAB3xI)
ヨハネス・ブラームスについてはウィキさんへ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%8F%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%B9
1890年、57歳になり意欲の衰えを感じた作曲を断念しようと決心して遺書を書き、手稿を整理し始めたブラームス。しかし彼は自身の決心を守ることができませんでした。
クラリネット奏者リヒャルト・ミュールフェルトの演奏に触発されて創作意欲を取り戻し、クラリネット三重奏曲、クラリネット五重奏曲、2つのクラリネット・ソナタ (ヴィオラ・ソナタ)を書き上げたのでした。
この頃に名クラリネット奏者と出会っていなかったら、晩年のこの名作たちはきっと生まれなかったのですね…。
ミュールフェルトさんと出会ってくれてよかった(^^)♪
でも、名フルーティストさんと出会っていたら、私も彼のフルート作品を演奏できたかもしれない。そうだったらどんなに素敵だったろう…。交響曲でのフルートの使い方は最高だし、ほんと、室内楽作品をフルートのために遺してほしかったなぁ。。
このクラリネットソナタやクラリネット五重奏を聴くと、あぁ素敵だなと思うのと同時に、ちょっとヤキモチをやいてしまいます。 だって、いくら想っても報われない片思いだから。。
生前のブラームスは不器用で頑固者だったようですが、音楽を聴いていると彼の優しく、あたたかく、誠実な内面が伝わってくる気がします。そして時々こみ上げてくるどうしようもない孤独。哀しみ。。
彼の音楽全部ひっくるめて、私はほんとうに大好きで、これからもずっとずっと恋焦がれていくんだろうなぁと思います(u u*)
ちなみに、こちらが昨日目の前で演奏してくださった、ポール・メイエさん
実物は本当に貴公子のようでした
Julian Rachlin - Penderecki Sextet World Premiere
Dmitri Alexeev (piano), Julian Rachlin (violin), Yuri Bashmet (viola), Mstislav Rostropovich (cello),
Paul Meyer (clarinet), Radovan Vlatkovic (horn).
↑ここでメイエさんの演奏とインタビューが少し聴けます!
ポーランドのユダヤ系作曲家・指揮者、クシシュトフ・ペンデレツキの作品をヴィオラのユーリ・ヴァシュメットさん、そして97年に亡くなった高名なロストロポーヴィチ(チェリスト・指揮者・ピアニスト)さん等と共演している、貴重な映像!